エイジングケア化粧品はどんなコスメ

エイジングケア化粧品を使用している女性の写真

エイジングケア化粧品について知ろう!

年齢を重ねるにつれ、今までの化粧品では潤いが足りなくなったり、肌悩みのケアに悩いいでいる方が多いのではないでしょうか。

いくつになっても、健やかで美しい素肌のままでいるためには、エイジングケア化粧品について理解を深め、毎日のスキンケアに取り入れていくことが大切です。

しかし、エイジングケア化粧品といっても、わかりにくいのが現状ですね。

化粧品の定義は、以下のとおりです。

『「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。』

つまり、医薬品のように薬効によって、「治癒」を目指すためのものではなく、「緩和な作用」で少しでもよい状態のお肌を導くためのものです。

もちろん、エイジングケア化粧品は基礎化粧品の1つですが、具体的にはどんな化粧品がエイジングケア化粧品なのでしょうか?

この記事では「エイジングケア化粧品はどんなコスメ」をテーマに、エイジングケアとは何か、またエイジングケア化粧品とはどのようなものをいうのかをご説明します。

エイジングケアについて

「エイジングケア(Aging Care)」は、一般的な意味・定義では、「年齢に合わせたお肌のお手入れ」のことです。

男性であれ女性であれ、体やお肌は年齢とともに衰えます。

これが老化ですが、お肌では30代前後からシワやシミをはじめ、ほうれい線、毛穴のたるみや開き、くすみなどが目立ち始めます。

エイジングケアとは、加齢にともなう肌老化を意識して行うスキンケアや化粧品によるケアのことをいいます。

エイジングケア化粧品はなぜ必要?

お肌を健康な状態に保つためにはバランスの良い食生活と適度な運動が不可欠ですが、それでも加齢とともに肌そのものの保湿力が低下し、お肌の老化が進行してしまいます。

そのような肌老化の大きな原因は肌の乾燥によるものが多く、お肌のしわやシミ、たるみ、毛穴の開きなどに大きく影響を与えます。

そこで、肌老化を防ぐためにもエイジングケア化粧品を利用した保湿ケアが重要となるわけです。

まず、お肌に合ったエイジングケア化粧品を正しく選ぶためには、「化粧品」の役割について理解することが大切です。

ただし、エイジングケア化粧品といっても、医薬品と違って薬効による「治癒」を目指すためのものではなく、「緩和な作用」による健康なお肌の維持や良い状態へ導くためのものです。

そもそもエイジングケア化粧品とは?

エイジングは「加齢(老化)」、ケアは「お手入れ」を意味しますので、エイジングケアとは老化と共に現れる肌悩みに対するスキンケアということになります。

肌老化には皮膚の乾燥をはじめ、皮膚の菲薄化・紫外線による光老化・酸化などさまざまな原因があります。

その原因のもとにあるのが、水分量、皮脂分泌、コラーゲン、エラスチン、セラミド、ヒアルロン酸、プロテオグリカンといったお肌の成分が年齢とともに減少することです。

「エイジングケア化粧品」の基本的な役割は、一般の化粧品と同様に「保湿」になりますが、保湿力の高い成分に加えて、肌老化によるエイジングサインのケアをサポートする機能性成分が含まれているものをいいます。

「化粧品」は治癒を目指すものではなく、「緩和な作用」による健康なお肌の維持や良い状態へ導くためのものであると説明したように、「エイジングケア化粧品」は「ほうれい線を消す」「しわを元にもどす」「シミを消す」といった効果はなく、エイジングサインの予防やケアをサポートすることが主な役割であることを理解しましょう。

また、最近の「エイジングケア化粧品」に含まれる成分は年々進化しており、科学的根拠のあるエイジングケア機能性成分も明らかになってきています。

できてしまったエイジングサインをなくすことや肌の衰えを改善することはできませんが、生活習慣の改善やほかの方法と上手に組み合わせてお肌に合った「エイジングケア化粧品」を使用することで、肌老化を予防し、美しく健康的なお肌を保つことができます。

良いエイジングケア化粧品って?

良いエイジングケア化粧品の条件は、次のとおりです。

①保湿力が高い

「保湿」がしっかりできるエイジングケア化粧品。

バリア機能やターンオーバーの正常化のために大切です。

②機能性が高い

プラスαのエイジングケアをサポートするエイジングケア化粧品。

お肌の酸化を防ぐ成分やコラーゲン生成をサポートする成分が配合されたものがオススメです。

③安全性が高い

できるだけ刺激の少ない、安心して使えるエイジングケア化粧品。

アルコールフリーや無香料・無着色がオススメです。

エイジングケア化粧品は、これらの条件を満たすものを選ぶことがポイントです。

まとめ

エイジングケアとは何か?また、エイジングケア化粧品とはどのような化粧品なのかをご説明しました。

また、良いエイジングケア化粧品の条件についてもご紹介しました。

この記事「エイジングケア化粧品はどんなコスメ」を参考に、エイジングケアやエイジングケア化粧品への理解を深めていただければ幸いです。

ナールスのエイジングケア化粧品の使い方。正しく使えば効果倍増?

ナールスのエイジングケア化粧品の使い方を調べる女性

ナールスのエイジングケア化粧品は、エイジングケア効果が高くて有名ですが、使い方を間違うと、その効果が半減することも。

そこで今日は、ナールスのエイジングケア化粧品の使い方についてお伝えいたします。

ナールスのエイジングケア化粧品は水溶性成分が多いものから

ナールスのエイジングケア化粧品に限った話ではありませんが、使用する順番は、洗顔後に水溶性の成分が多いものから使い始め、最後に水溶性成分が一番少ないもの(油溶性成分が一番多いもの)を使うというのが基本です。

なので、使い方の順番は次の通りです。

クレンジング&洗顔ジェル「ナールスエークレンズ」でメイクや汚れを落としたあと、

①エイジングケア化粧水「ナールスピュア」

②エイジングケア美容液「ナールスネオ」

③エイジングケア保湿クリーム「ナールスユニバ」

④エイジングケアUV化粧下地「ナールスヴェール」(朝のみ)

クレンジングを含むこの5つのアイテムは、毎日のスキンケア&エイジングケアで使用するものですが、スペシャルケアで使用するアイテムもあります。

ナールスのスペシャルケア化粧品の使い方

ナールスのスペシャルケア化粧品には次の2つあり、使い方はそれぞれ次の通りです。

・酵素洗顔パウダー「ナールスフォーム」

お肌のごわつきや、くろずみ、ザラつきなどが気になった時に使用してください。

頻度はその方のお肌によって様々ですが、目安としては、週に1回から多くても3回まで。

また、エイジングケア世代の方の場合、ナールスエークレンズのあとにナールスフォームを使用すると、潤いを奪いすぎてしまうので、続けて使わない方が良いです。

例えば、夜はナールスエークレンズで、朝はナールスフォームにするなど。

・フェイスマスク「ナールスリジェパーフェクトマスク」

ナールスゲンはもちろん、ヒト幹細胞培養液やプラセンタ、ヒアルロン酸、カルノシン、キュアパッションなどの美容成分が贅沢に入ったバイオセルロース素材のフェイスマスクです。お肌が疲れた時や、紫外線にたくさん当たってしまったとき、イベント前などのスペシャルケアに使用するのも良いのですが、週に一度の土台ケアとして使用するのがおすすめ。

一週間頑張った素肌にエネルギーをチャージして、肌のコンディションを一気に上げることで、若見えを長くキープすることが狙いです。

また、美容医療後の保湿にも最適。

洗顔後、化粧水で整えたあとに、ナールスリジェパーフェクトマスクを10分~15分、その後はナールスユニバでしっかり美容成分と潤いを閉じ込めてください。

まとめ

ナールスのエイジングケア化粧品は、正しい使用量で正しい使い方をしてこそ、その効果を最大限発揮することができます。

ぜひこちらの記事を参考にしつつ、ナールスの公式サイトの使い方ページでしっかり確認して、年齢に負けないうるおい素肌をめざしてください。

たるみの原因を知って、原因をなくす生活をしよう!

目立つ前からたるみの予防をしたいと考える女性

エイジングケア世代になると目立ってくる目元や口元のたるみ。たるみは目立ってしまってからでは、エイジングケア化粧品でスキンケアを頑張っても、改善することができません。そのため、目立つ前に予防することが大切です。そこで、ナールスエイジングケアアカデミーでは、たるみの予防に役立つさまざまな情報をご紹介しています。

たるみの原因

目元、口元のたるみなどをもたらす原因は、大きく分けて4つあります。

1つ目は、肌の弾力の低下です。

真皮には、線維芽細胞や、線維芽細胞がつくり出すコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンがあり、これらが肌の弾力を保っています。しかし、加齢、紫外線ダメージ、よくない生活習慣、乾燥などによって、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンはダメージを受け、線維芽細胞もダメージを受けるので、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンをつくり出す力が衰え、肌の弾力が失われていきます。

中でも、エラスチンが束になっている弾性線維は、骨や筋肉と皮膚を密着させるはたらきがあるので、たるみを起こさないためにとても重要な役割を担っています。エラスチンが変性や減少すると、弾性線維全体も衰え、骨・筋肉・皮膚の密着力が低下し、顔がたるみやすい状態になってしまうのです。

2つ目は、肌の筋力の低下です。

顔の筋肉には、目や口、鼻などを動かし表情をつくる表情筋と、表情筋の下にあって表情筋を支えている深層筋があります。表情筋の中で目元や口元のたるみと関係が深いのが、目の周りの眼輪筋と、口の周りの口輪筋で、これらが衰えると、その上にある脂肪や皮膚を支えることができなくなってしまい、たるみの原因となるのです。また、深層筋が衰えれば、表情筋を支える力が衰えてしまうので、顔のたるみの原因になってしまうのです。

3つ目は、皮下脂肪の衰え・肥大化です。

皮下組織の大半を占める皮下脂肪には、動脈や静脈が通っていて、周りの細胞や血管のない表皮に栄養を届け、細胞からは老廃物を受け取るためのエネルギー貯蔵庫の役割を果たしています。ほかにも、肌のクッション、保温などのはたらきがあります。皮下脂肪も、加齢や肌の酸化や糖化などで衰えてしまいます。皮下脂肪が衰えると肥大化してしまい、肌がその重力に耐え切れなくなると、たるみをもたらしてしまうのです。

4つ目は、身体全体の姿勢の影響です。

ヒトの身体は全てつながっているので、猫背や悪い姿勢でのパソコンやスマホの見過ぎなどを続けると、顔の筋肉にも影響を与えてしまい、顔のたるみを引き起こしてしまいます。

たるみの予防対策

たるみ予防の基本は、たるみの原因をなくすことです。

例えば、表情筋を鍛える、正しい姿勢を心がける、骨を守る、体温を下げない、酸化・糖化させない、喫煙習慣を止める、十分な睡眠を取る、ストレスを避ける、バランスよく食べる、適度な運動をする、女性ホルモンを維持する、乾燥対策や紫外線対策を徹底する、正しいスキンケアを行うなどです。

これらは、そのまま健康な生活の基本であって、エイジングケアの基本でもあります。

まとめ

顔のたるみの原因を知ると、アンチエイジングを意識した健康な生活が大事であることが分かりますね。ナールスエイジングケアアカデミーでは、顔のたるみの原因や改善の対策、たるみケアにおすすめの化粧品の選び方などをご紹介しています。また、目の下のたるみ、マリオネットライン、ゴルゴライン、頭皮のたるみなど、パーツ別のたるみについても詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

乾燥による小じわは毎日の保湿ケアで改善できる

スキンケアや生活習慣で保湿を心がけ乾燥による小じわを予防する女性

目尻や口元に小さく刻まれたしわのことを小じわといい、年齢が若くても、乾燥肌が原因で目立つことがあります。乾燥による小じわは、しっかりスキンケアやエイジングケアすることで改善できますが、ケアせず放っておくと、しわが真皮にまで達してしまい、スキンケアやエイジングケアでは消せない深いしわになってしまうこともあるので、小じわの段階ですぐに改善に取り組むことが大切なのです。

そこで今回は、乾燥による小じわの原因と対策をご紹介します。

乾燥による小じわの原因

乾燥による小じわの原因は、肌の乾燥です。肌が乾燥すると、表皮のNMFや角質細胞間脂質が減少したり、皮膚常在菌のバランスが乱れたりします。その結果、肌の保湿力が衰え、角質の水分量が減少して、潤いがなくキメの荒い肌になって、小じわが目立つのです。

肌が乾燥する原因はいくつかあります。

まず、間違ったスキンケアです。クレンジングや洗顔の回数を多すぎ、こすりすぎや力の入れすぎによる摩擦、長時間のケアによる負担などで、肌に本来必要な皮脂などまで取り除いてしまい、肌のバリア機能を弱めてしまっている場合があります。また、間違った化粧品の使い方をしていると、乾燥を進めてしまうことがあります。洗顔ブラシやスクラブ洗顔などは、肌ダメージを与え、美顔器の使いすぎや無理矢理行う角栓ケアは、肌を痛めてしまうので、乾燥を進めます。

そして、加齢により、肌の潤いを保つセラミドが減少してしまうことも、乾燥肌の原因です。

さらに、紫外線ダメージも乾燥肌の原因です。紫外線ダメージは肌の乾燥だけでなく、たるみやほうれい線、深いしわなど光老化をもたらします。

ほかにも、不規則な生活習慣や外気の乾燥、急激な温度や湿度の変化、花粉などの外的刺激なども乾燥肌の原因となります。

乾燥による小じわの対策

まず、優しく正しいクレンジングや洗顔を心がけましょう。クレンジング料は、ジェルやクリーム、ミルクタイプが、比較的肌への負担が少なく、乾燥肌をもたらすリスクも少ないのでおすすめです。アミノ酸系界面活性剤を使った敏感肌やエイジングケア向けのクレンジング料もおすすめです。刺激や脱脂力が強すぎないクレンジング料を使い、摩擦や刺激を与えず、肌に負担をかけないようにしましょう。洗顔料は、アミノ酸系洗浄成分や弱酸性の洗浄成分を使った優しいタイプを使い、しっかり泡立て、摩擦や刺激を与えず、時間をかけずに行いましょう。

洗顔後は、保湿化粧水でしっかり保湿ケアをしましょう。化粧水でおすすめの保湿成分は、水分を抱え込んで保湿するタイプのプロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンや、水分を吸着して保湿するタイプのアミノ酸、グリセリン、BGなどです。

化粧水でおすすめのエイジングケア化粧品成分として、ナイアシンアミド、水溶性ビタミンC誘導体、両親媒性ビタミンC誘導体、ナールスゲン、ネオダーミルなどがあります。

化粧水の後には、美容液、乳液、保湿クリーム、美容オイルを使って、水分を保持し、水分の蒸発を防ぎましょう。

美容液やクリームでおすすめの保湿成分は、保湿力の高いセラミド、シアバターやスクワランなどの油溶性成分です。

美容液やクリームでおすすめのエイジングケア化粧品成分として、ニールワンやレチノールやレチノイン酸トコフェリルなどのビタミンA誘導体があります。ほかにも、コエンザイムQ10、プラセンタ、ビタミンE誘導体、エルゴチオネイン、リコピン、フラーレン、ブドウエキス、レスベラトロール、金コロイドなどの酸化を防ぐ成分もおすすめです。

1年中しっかり紫外線対策をすることも乾燥による小じわ対策において重要です。

まとめ

乾燥による小じわは、乾燥肌を予防したり改善すれば消すことができます。毎日の正しいスキンケアやエイジングケア、紫外線対策に加え、食事をはじめとした生活習慣での乾燥肌対策をしっかり行って、小じわを防ぎましょう。

化粧水ランキングはどう活用する?

エイジングケア化粧水のランキングを調べる女性の写真

化粧水の美肌効果を得るためには?

化粧水は、ふだんのスキンケアやエイジングケアに使われているもっとも身近なアイテムですね。

また、スキンケアアイテムの中でも種類が豊富で、エイジングケア化粧水だけに絞っても膨大な数になります。

こうした中で化粧水を選ぼうとすると、つい化粧水ランキングの情報に頼りたくなりますね。

ただし、人気の高い化粧水を知ることができても、その化粧水が自分のお肌にあったものかどうかはわかりません。

そこで、この記事では、「化粧水ランキングはどう活用する?」をテーマに、正しいエイジングケアのために、エイジングケア化粧水を選ぶ際の大切な視点とともに、ランキングに頼らない選び方のコツをご紹介します。

化粧水の定義と役割とは?

化粧水はいくつかの種類がありますが、おおむね次のようなことが一般的な化粧水の定義です。

化粧水とは、一般的に透明な液状のローションタイプの基礎化粧品です。

水分と保湿成分などの配合成分医によって、皮膚を健やかに保ち、潤いと滑らかさを与えます。

また、それぞれの成分の特性やテクスチャーで、お肌にしっとり感、サッパリ感、スッキリ感を与えます。

化粧水の基本的な役割は、うるおいをもたらし、お肌のキメを整えることです。

また、化粧水には、角質層を柔軟にすることで、美容液や乳液、保湿クリームなど、次に使う化粧品の浸透性を高める役割もあります。

これが化粧水の役割の基本であり、化粧水を使う目的であるといえます。

スキンケアにおける位置づけとしては、「水分を与える(Give Water)」「水分を保持する(Keep Water)」「水分の蒸発を防ぐ(Cover Water)」の3つの役割のうち、化粧水は、「水分を与える(Give Water)」と「水分を保持する(Keep Water)」がその役割です。

エイジングケア化粧水に使われる成分

化粧水に配合されるエイジングケア成分を考える場合は、保湿ができる成分に加えて、次の2点ができるものを選ぶべきです。

 お肌の老化を防ぐアプローチができる

 お肌の老化を促進しない

また、化粧水に含まれる成分として相性のよい水溶性成分に絞って、ポイントをまとめてみました。

 それぞれ特徴がある

 実感できるかどうかは個人差がある

 配合濃度によっても効果が異なる

 同じ名前の成分にもたくさん種類がある場合が多い

しかし、基本的には、水溶性成分であって、次の2つの条件に合うことがポイントです。

 1つでエイジングケアにとって多数のはたらきをもつ

 低刺激で安全性が高い

一方、そんなはたらきをもつエイジングケア化粧品成分は価格が高いことが欠点です。

特におすすめのエイジングケア化粧品成分は、ナールスゲン、ビタミンC誘導体、プロテオグリカンです。

避けたい成分ってあるの?

エイジングケアの視点から、特に必要がなく、入っていないほうが好ましい成分についてまとめてみました。

①合成着色料

エイジングケアを考えれば、合成着色料を化粧水に入れる必要はまったくありません。

色目がキレイになるので心理的な効果か否定できませんが、デメリットとして合成着色料は、色素沈着などの可能性もあります。

②合成香料

合成香料もエイジングケアを考えれば不要です。

匂いもリラックス効果などのメリットはありますし、原料臭の緩和のために必要な場合があります。

しかし、エイジングケアの視点ではなくてもよい成分です。

もちろん、ダマスクローズなど、香料ではなくても香りがある成分を使うことはおすすめです。

③アルコール(エタノール)

アルコール、つまりエタノールは、清涼感があるほか、化粧水には有用なはたらきがあります。

しかしながら、刺激や揮発性があり、乾燥を促進させてしまうことがあるので、エイジングケアの視点からは、入ってほしくない成分です。

化粧水の使い方の基礎知識

化粧水は、クレンジングや洗顔後、真っ先に使うものです。

最近では、美容オイルなどを真っ先に使うような美容法もありますが、化粧水で先に水溶性成分を肌に届けることが使い方の基本です。

より美容効果を高めるための化粧水の使い方やつけ方をご紹介します。

①使用量

化粧品会社の説明に従っていただくのが基本ですが、多くは適量と説明されています。

顔の大きさによっても少し異なりますが、1回の使用量は、500円硬貨大くらいの量です。

化粧水のボトルの穴の大きさにもよりますが、5回~7回程度振った量です。

バシャバシャと大量に使っても経済的な無駄になりますし、乾燥肌の原因になるので必ず適量を意識しましょう。

②化粧水をつける前に

当たり前のことですが、手を清潔にしておきましょう。

洗顔後なので、大丈夫だと思いますが、洗顔料などが手についていないかチェックしましょう。

気になるなら、ハンドソープや石鹸をつかって、キレイにしましょう。

次いで、洗顔後、しっかり水分をふき取っておきましょう。

同じ「水」なのにと思うかもしれませんが、化粧水の美容成分は水溶性なので水でさらに薄まってしまうリスクもあります。

化粧水をつけるタイミングは、洗顔後、できるだけ時間をおかずにつけましょう。

エイジングケア化粧水を選ぶための7つのポイント

このポイントは、化粧水だけでなくあらゆるエイジングケア化粧品を選ぶポイントと同じです。

 化粧水の目的と限界を理解する

 化粧水選びの前に、自分の肌タイプを理解する

 化粧水の化粧品成分を理解して選ぶ

 自分にとっての安全性を考える

 化粧水のテクスチャーで選ぶ

 化粧水の価格や経済性を考える

 化粧水の提供企業をチェックする

以上、7つの視点を常に持っておけば、ランキングに頼らずに化粧水が選べます。

さらにいえば、化粧水は保湿を担うのですが、その成り立ちから、美容液や保湿クリームと比べれば、「水分を保持する」はたらきは弱くなります。

なので、化粧水を選ぶ場合は、「保湿成分」にこだわるより、エイジングケアをサポートする成分にこだわってみてはいかがでしょうか?

保湿成分は、それが凝縮された美容液や保湿クリームでしっかり補うと決めれば、選び方はシンプルになります。

まとめ

スキンケアの大切なアイテム化粧水について、その役割や配合される成分についてご説明するとともに、ランキングに頼らずに、エイジングケア化粧水を選ぶ際のポイントをご紹介しました。

この記事「化粧水ランキングをどう活用する?」を参考に、ご自身のお肌にあったエイジングケア化粧水を選び、スキンケアやエイジングケア効果を高めてくださいね。