たるみの原因を知って、原因をなくす生活をしよう!

目立つ前からたるみの予防をしたいと考える女性

エイジングケア世代になると目立ってくる目元や口元のたるみ。たるみは目立ってしまってからでは、エイジングケア化粧品でスキンケアを頑張っても、改善することができません。そのため、目立つ前に予防することが大切です。そこで、ナールスエイジングケアアカデミーでは、たるみの予防に役立つさまざまな情報をご紹介しています。

たるみの原因

目元、口元のたるみなどをもたらす原因は、大きく分けて4つあります。

1つ目は、肌の弾力の低下です。

真皮には、線維芽細胞や、線維芽細胞がつくり出すコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンがあり、これらが肌の弾力を保っています。しかし、加齢、紫外線ダメージ、よくない生活習慣、乾燥などによって、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンはダメージを受け、線維芽細胞もダメージを受けるので、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンをつくり出す力が衰え、肌の弾力が失われていきます。

中でも、エラスチンが束になっている弾性線維は、骨や筋肉と皮膚を密着させるはたらきがあるので、たるみを起こさないためにとても重要な役割を担っています。エラスチンが変性や減少すると、弾性線維全体も衰え、骨・筋肉・皮膚の密着力が低下し、顔がたるみやすい状態になってしまうのです。

2つ目は、肌の筋力の低下です。

顔の筋肉には、目や口、鼻などを動かし表情をつくる表情筋と、表情筋の下にあって表情筋を支えている深層筋があります。表情筋の中で目元や口元のたるみと関係が深いのが、目の周りの眼輪筋と、口の周りの口輪筋で、これらが衰えると、その上にある脂肪や皮膚を支えることができなくなってしまい、たるみの原因となるのです。また、深層筋が衰えれば、表情筋を支える力が衰えてしまうので、顔のたるみの原因になってしまうのです。

3つ目は、皮下脂肪の衰え・肥大化です。

皮下組織の大半を占める皮下脂肪には、動脈や静脈が通っていて、周りの細胞や血管のない表皮に栄養を届け、細胞からは老廃物を受け取るためのエネルギー貯蔵庫の役割を果たしています。ほかにも、肌のクッション、保温などのはたらきがあります。皮下脂肪も、加齢や肌の酸化や糖化などで衰えてしまいます。皮下脂肪が衰えると肥大化してしまい、肌がその重力に耐え切れなくなると、たるみをもたらしてしまうのです。

4つ目は、身体全体の姿勢の影響です。

ヒトの身体は全てつながっているので、猫背や悪い姿勢でのパソコンやスマホの見過ぎなどを続けると、顔の筋肉にも影響を与えてしまい、顔のたるみを引き起こしてしまいます。

たるみの予防対策

たるみ予防の基本は、たるみの原因をなくすことです。

例えば、表情筋を鍛える、正しい姿勢を心がける、骨を守る、体温を下げない、酸化・糖化させない、喫煙習慣を止める、十分な睡眠を取る、ストレスを避ける、バランスよく食べる、適度な運動をする、女性ホルモンを維持する、乾燥対策や紫外線対策を徹底する、正しいスキンケアを行うなどです。

これらは、そのまま健康な生活の基本であって、エイジングケアの基本でもあります。

まとめ

顔のたるみの原因を知ると、アンチエイジングを意識した健康な生活が大事であることが分かりますね。ナールスエイジングケアアカデミーでは、顔のたるみの原因や改善の対策、たるみケアにおすすめの化粧品の選び方などをご紹介しています。また、目の下のたるみ、マリオネットライン、ゴルゴライン、頭皮のたるみなど、パーツ別のたるみについても詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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