今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「ナールスゲン。京都大学発エイジングケア化粧品の10の秘密」を参考に、ナールスゲンの特徴や効果、ナールスゲン配合化粧品の選び方のポイントなどをご紹介します。
ナールスゲンの基本情報
ナールスゲンは、エイジングケア化粧品成分としての登録商標です。もともとエイジングケア化粧品の成分として開発されたものではありませんでした。
京都大学で見出され、大阪市立大学との共同開発によって、線維芽細胞のメカニズムに着目して開発された新しいタイプのエイジングケア化粧品成分です。テレビや新聞などのメディアにも多数取り上げられています。
ナールスゲンの大きな特徴は、次の5つです。
①分子量331.26ドルトンという極めて小さな水溶性成分
②真皮の線維芽細胞を活性化し、真皮のコラーゲン、エラスチン、 HSP(ヒートショックプロテイン)47を増やす
③肌の水分量を維持するはたらきがある
④表皮の傷の治癒を助けるはたらきがある
⑤紫外線による光老化を抑えるはたらきがある
そして、新たに、ナールスゲンは、表皮にあるHSP70と主に真皮にあるヒアルロン酸を増やすことがわかりました。HSP70には、シミやシワ、ほうれい線を予防するはたらきがあります。また、ナールスゲンは毒性が極めて低く、化学的に安定した化粧品成分です。
ナールスゲンの効果
ナールスゲンは、酸化ストレスのリスクに備え、自己防衛システムを作動させることで、線維芽細胞を活性化させるのです。
つまり、ナールスゲンは、「肌の細胞にはたらきかけて、肌が本来持っている力を発揮させる」のです。
ナールスゲンのエビデンスには次のようなものがあります。
・抗酸化作用のある表皮のグルタチオンを増やす
・肌のハリをキープするのを助けるコラーゲンの発現量を2倍以上増やす
・コラーゲンを束ねる役割のあるエラスチンの発現量を約1.5倍増やす
・コラーゲンを美しい形につくるHSP(ヒートショックプロテイン)47の発現量を約1.3倍増やす
・ビタミンC誘導体との相乗効果によってそれぞれ単独で使うよりもコラーゲン発現量を増やす
・表皮で水分を保持することで保湿力を発揮する
・線維芽細胞への紫外線のダメージを軽減することで光老化を抑制し、肌老化の抑制をサポートする
ナールスゲン配合化粧品の選び方
ナールスゲン配合化粧品は、乾燥肌の対策や、小じわ、ほうれい線、毛穴など乾燥が原因となっているさまざまな肌悩みの予防に役立ちます。
ナールスゲンは水溶性の成分であることから、ローションタイプの化粧品や、クリームでもジェルのような水分の多い製品のほうが、その特性を活かせるのでおすすめです。
ほかにも、推奨濃度で配合されているか、ビタミンC誘導体が配合されているか、自分の肌悩みに合ったほかのエイジングケア化粧品成分が配合されているか、刺激がある成分や防腐剤が入っていないか、コストパフォーマンスはどうかといった点をチェックして選ぶことをおすすめします。
「ナールス」ブランドには、フェイスマスク「ナールス リジェ」、化粧水「ナールスピュア」、美容液「ナールス ネオ」、保湿クリーム「ナールス ユニバ」、UV化粧下地「ナールス ヴェール」、ハンドジェル「ナールス ロゼ」といったナールスゲン配合化粧品があります。
まとめ
ナールスゲンの特徴や効果、ナールスゲン配合化粧品の選び方のポイントなどをご紹介しました。
ナールスゲンは、素肌が本来持つ美しさを手に入れるためのサポートをするエイジングケア化粧品成分です。
この記事を参考に、ナールスゲンについて理解を深めていただき、ナールスゲン配合の化粧品をエイジングケアに活かしてください。